「ボーナス増えたのにお小遣いは増えない?」9割が感じる“金欠”の理由と節約術とは?
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夏のボーナスシーズンが到来する中、多くの家庭では「お小遣いが増えない問題」に直面しているようです。2026年の夏季ボーナスは過去最高水準を記録しましたが、それにもかかわらず、お小遣いが増えたと実感している人はわずか。物価高が家計を直撃している現実が浮き彫りとなっています。
ボーナス増でもお小遣い据え置き…その実態は?
労務行政研究所が東証プライム上場企業114社を対象に実施した調査によれば、2026年夏の平均ボーナス額は「86万2,928円」と、前年同期比で3.8%増加しました。
一方、ソニー損害保険が全国の持ち家世帯でお小遣い制を採用している20~50代の男女800人に実施した調査では、「2024年と比べてお小遣いは変わったか?」という質問に対し、「変わらない」が75.1%、「減った」が12.4%で、合計87.5%の人が「お小遣いが増えていない」と回答しました。
増えたと回答した人の平均増加額は11,669円。対して、減った人の平均減少額は12,948円と、むしろ減少傾向が強まっていることがわかります。2026年の平均お小遣い額は男性で32,897円、女性で25,040円、全体では28,969円と発表されています。
物価高が家計に影響、お小遣いに回らない現実
お小遣いが減った理由としてもっとも多かったのは、「物価高などによる生活費の増加」(48.5%)でした。次いで「本業の収入減」(35.4%)、「住宅購入や教育費などライフステージの変化」(30.3%)が挙げられています。
実際に、お小遣いに「満足していない」と感じている人は約3人に1人(32.6%)にのぼり、「とても不足している」(12.8%)、「やや不足している」(19.8%)という声が目立ちました。
ボーナスの使い道も堅実志向に
2026年夏のボーナスの使い道として最も多かった回答は「預金」(41.3%)。次いで「生活費の補填」(30.0%)が続いており、将来への不安や日々の生活の厳しさが、お小遣いを後回しにさせているようです。
このような堅実志向は、日常の行動にも表れています。お小遣いを少しでも増やすためにしていることとして、64.9%の人が「ポイ活(ポイント活動)」を挙げました。他にも「食料品や日用品の節約」「外食を控え自炊を増やす」など、生活全体を見直す動きが見られます。
お小遣いが増えない時代をどう乗り切る?
今回の調査から、ボーナスが増えたからといってお小遣いも比例して増えるとは限らないことが明らかになりました。「お米」「電気代」「ガソリン」「卵」など、日常に欠かせない品の値上がりが、じわじわと家計を圧迫しています。
今後も物価上昇が続く可能性がある中で、やみくもに支出を増やすのではなく、賢く節約しながら“見えないお金の漏れ”を防ぐ意識が求められています。ボーナスはもちろん大事ですが、それ以上に日々の小さな工夫や節約が、豊かな生活への鍵になるのかもしれません。
