「30歳貯金ゼロ」から“億り人”へ――1日で投資の本質がわかる!サラリーマンがやめた3つのこととは?
ファイナンス
そんな疑問を持つようになった30歳のサラリーマン・シンジ。貯金ゼロから脱出し、将来は資産1億円を目指したい――その思いを胸に、信頼する先輩・桶狭間さんに投資の基本を学ぶことに。
舞台は落ち着いた雰囲気の喫茶店。アンティーク調のソファとテーブルが並び、静かで話しやすい空間だ。シンジは、これまで徹底してきた節約生活の成果を報告し、いよいよ「次のステップ」=投資について教えてほしいと相談する。
そこで紹介されたのが「投資信託」だ。 「投資信託は、複数の企業の株などをひとつにまとめたパッケージ商品。例えるなら“幕の内弁当”みたいなものだよ」と先輩は笑う。専門の運用者が銘柄を選んで管理してくれるため、初心者でも安心。しかも100円から始められるというから驚きだ。
「シンジくんは、ネット証券で口座を開いてNISA制度を活用し、毎月9万円を積み立ててみるといいよ。それを35年続ければ、資産は自然と1億円を超える可能性があるんだ」
「え、本当にそんなことが…?」
「もちろん、これは年利5%で運用できた場合のシミュレーションだけどね」と前置きしつつ、先輩は“複利”の重要性を語る。
「複利っていうのは、利子にも利子がつくという仕組み。たとえば100万円を年利5%で運用した場合、1年後には5万円の利子がついて105万円に。それをそのまま運用すれば、翌年は105万円に対して利子がつくから、増え方が加速していく。時間を味方につければ、まさに“雪だるま式”に資産は増えるんだよ」
ただし注意点もある。投資は毎年必ず利益が出るとは限らない。市場の状況によっては損をする年もあるという現実もきちんと理解しておく必要がある。
シンジは、節約だけで満足していたこれまでの生活から一歩踏み出すことを決意する。やめたのは「お金を使うこと」ではなく、「時間を浪費すること」「情報を避けること」「お金に無関心でいること」だった。
“学ぶ姿勢”を持てば、資産形成は誰にでもチャンスがある。1日で人生の軸が変わるきっかけは、思いのほかシンプルなのかもしれない。
