20代のリアルな貯蓄事情と将来安心できる金額とは? 2026年最新版
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お金は日々の生活や将来の備えに欠かせない存在であり、多くの人が不測の事態や夢の実現に向けてコツコツと貯蓄をしています。今回は、SMBCコンシューマーファイナンスが2026年3月に発表した「20代の金銭感覚についての意識調査2026」をもとに、20代の貯蓄状況と将来目指すべき金額について見ていきます。
まずは、現時点での貯蓄額から確認します。この調査では、有価証券や不動産といった資産は含めず、普通・定期預金や現金など流動性の高い貯蓄のみを対象としています。既婚者の回答は、個人名義か世帯全体か明確ではありませんが、一般的には世帯全体の額を答えていると考えられます。また、「貯蓄している」と本人が認識している金額に限られるため、生活用口座に残っている資金があっても、それを貯蓄と見なさないケースも少なくありません。なお、極端な高額回答の影響を避けるため、上位・下位10%を除外した「10%調整平均」が用いられています。
2026年時点での平均貯蓄額は全体で69万円。未婚者は66万円、既婚者は92万円と、既婚者の方が26万円多い結果となりました。20代前半の金額が低めなのは、学生やパート・アルバイト勤務者が多いことが背景にあります。就業形態別では、やはり会社員の方が高い傾向が見られます。
次に、仕事をリタイアするまでにどのくらいの貯蓄があれば安心できるかについてです。最も多かった回答は「500万円以下」で24.3%。一方で、ゼロでも安心と答えた人も12.7%いました。500万円を超えて1000万円以下の範囲で安心できるとする人が半数以上を占め、5000万円を超えると9割以上が安心できると回答しています。退職金を考慮しているかは人それぞれですが、これは将来設計を立てる上で参考になる目安といえるでしょう。
安心できる金額の10%調整平均は1969万円。これは理想的な目標額ではあるものの、現実的に到達するのは簡単ではありません。とはいえ、この数字を知っておくことで、自分の貯蓄計画やライフプランの見直しに役立てることができるはずです。
この結果から、20代の貯蓄は決して高額ではないものの、将来を見据えて計画的に資産を築こうとする意識は確実に存在しています。まずは無理のない範囲で積み立てを続け、自分にとって安心できる金額を目指すことが重要です。
