見逃すと失明の危険も?自覚症状が少ない「緑内障」を早期に見つけるためのチェックポイント
健康的
視野が少しずつ狭くなっていく「緑内障」。この病気は初期段階ではほとんど自覚症状がないため、気づかないうちに進行してしまうケースが多いといわれています。発見が遅れると視神経のダメージが進み、失明の危険もあるため、早期発見と治療の重要性が非常に高い病気です。
緑内障は一度発症すると元の状態に戻すことができない「不可逆性疾患」。そのため、早い段階で異変に気づくことが最も重要です。入間すずき眼科の鈴木貴英院長によると、「定期的な眼科検診を受けることが、緑内障の進行を防ぐ第一歩」だといいます。特に家族に緑内障を患っている人がいる場合、発症リスクが高いため、早めかつ定期的な検査が推奨されています。
自分で気づくためのサインとしては、「視野が狭くなった」と感じるよりも、「最近メガネが合わない」「視力が落ちた気がする」といった変化に注目することが大切です。また、家族や周囲の人から「前より見えにくそう」と指摘された場合も、年齢のせいだと軽視せず、できるだけ早く眼科を受診することが望まれます。
鈴木医師は「40歳を過ぎたら、症状がなくても眼科検診を受けることを習慣にしてほしい」と強調します。特に強度近視の人や家族歴のある人は、発症リスクが高い傾向にあります。
眼科を選ぶ際は、日本眼科学会認定の専門医が在籍しているか、そして治療において点眼薬だけでなくレーザー治療など複数の選択肢に対応しているかも確認するとよいでしょう。
緑内障は「痛みも違和感もないまま進行するサイレントキラー」とも呼ばれています。早めの検査と定期的なチェックを続けることが、将来の視力を守る最大の予防策といえるでしょう。
