【家賃VSローン】東京23区の家賃が過去最高更新。それでも「買わない」選択をする不動産プロが語る“今あえて賃貸に住む理由”とは?
アパート
東京23区のマンション家賃が過去最高値を更新し続けるなか、「このまま家賃を払い続けるくらいなら、思い切って購入したほうがいいのでは?」と考える人が急増しています。資産価値が上昇傾向にある現在、論理的に見れば「購入こそ正解」と思うかもしれません。ですが、本当にそれが“今の自分”にとって最適な選択なのでしょうか?
この「賃貸か?購入か?」という永遠のテーマについて、不動産業界のプロ2人が自身の経験と価値観をもとに、リアルな本音を語ります。登場するのは、らくだ不動産株式会社 取締役副社長COOの山本直彌さんと、一級建築士でもある不動産エージェントの佐藤健斗さん。それぞれが今、あえて「賃貸」を選ぶ理由を明かします。
まず、「今の自分なら賃貸を選ぶ」と話すのは佐藤さん。 「不動産購入のメリットは十分理解しています。ただ、私は今、まだライフステージが固定されていません。結婚や子育てなど将来の変化も見据えると、今は“身軽に動ける自由”を最優先したい。だから購入ではなく、あえて賃貸を選んでいます」と語ります。 佐藤さんは現在独身で、仕事の変化や居住エリアの移動も柔軟に対応できる“自由度の高さ”を重視しているそうです。将来的には購入を視野に入れているものの、「今はまだその時期ではない」と冷静に判断しています。
一方、「本音では買いたい。でも現実を見れば今は賃貸がベスト」と語るのは山本さんです。 「過去に2度、物件を購入・売却した経験から、私は“便利さ”よりも“自分が本当に心地よく過ごせるか”を重視するタイプだと気付きました。とはいえ、今は仕事中心の生活。仕事の効率や移動のしやすさを考えると、理想の住まいと現実的な立地条件の間にギャップがあるんです。だからこそ、今は賃貸という選択が合理的だと感じています」と話します。
「家賃を払い続けるのはもったいない」という意見はよく耳にしますが、山本さんと佐藤さんは共に「人生は数字だけでは測れない」と指摘します。 「『今すぐ買うべき』『賃貸のほうが賢い』といった極端な意見もありますが、結局のところ“どんな生き方をしたいか”という本人の価値観が最も大切です。他人の意見ではなく、自分の感覚と納得感で選ぶことが後悔のない決断につながります」(山本さん)
まとめると、「賃貸か購入か」という問題は、単なる経済的損得の話ではなく、その人の生き方や価値観を映し出す鏡のようなもの。 「家は“目的”ではなく、人生を豊かにするための手段であるべき」と山本さんは言います。 他人の正解に流されず、自分が本当に納得できる選択をすることが、これからの時代における“最も賢い住まい方”なのかもしれません。
らくだ不動産株式会社では、「買うべきかどうか」という根本的な疑問から、数字では見えないライフプランまで、一人ひとりの価値観に寄り添ったサポートを行っています。マニュアル的な提案ではなく、“理想の暮らし”を一緒に形にしていくパートナーとして、あなたの住まい選びを全力でサポートしています。
