創業100年以上の企業が強い!東京都北区の「平均年収が高い企業」トップ3とは
キャリア
東京都北区は、昔ながらの商店街が残る一方で再開発も進む、古さと新しさが共存するエリアです。赤羽をはじめとして、気軽に立ち寄れる飲食店が多い街としても知られています。そんな北区に本社を置く上場企業に注目し、平均年収が高い企業トップ3を取り上げます。
まず全国的に見ても東京都は給与水準が高く、厚生労働省の調査では会社員(平均年齢44.1歳)の平均年収は約526万円とされます。その中で東京都は全国トップの平均644万円台と突出した水準を示しており、企業規模や種類の幅広さが影響していると考えられます。
この東京都内でも、北区に本社を置く上場企業の平均年収を数値データに基づいて比較したところ、上位3社はいずれも創業100年を超える歴史を持つ老舗企業でした。長年続く技術力と市場での信頼が、安定した収益と高い給与水準を支えている構造がうかがえます。
第3位は日本フエルト株式会社(平均年収652万円)。1917年創業の同社は、製紙工程に欠かせない抄紙用フェルトの大手メーカーで、国内トップクラスのシェアを誇ります。また工業用フェルトやフィルター材も展開し、環境・自動車分野に対応。伝統を守りつつ、省エネや素材開発など新たな取り組みも続けています。
第2位は東京インキ株式会社(平均年収702万円)。1923年に創業したインキメーカーで、印刷用インキだけでなく化成品や加工品など事業領域は多岐にわたります。オフセットやUVインキなどで存在感を示し、パッケージや新聞など印刷産業を支える企業。環境対応やデジタル印刷領域にも注力しており、海外展開も進めています。
トップとなったのは中外製薬株式会社(平均年収1,207万円)。1925年創業、国内バイオ医薬品の大手として知られ、抗体医薬品や抗がん剤など世界的に展開する医薬品を多く手掛けています。北区に研究拠点を持ち、高い研究開発力を背景に未来医療を牽引し続けている企業です。
このように、北区で平均年収が高い企業トップ3はいずれも創業から100年以上。製紙資材、印刷インキ、医薬品といったニッチながら重要性の高い事業領域で基盤を築き、競争が少ない分野で安定した利益を確保してきました。長年蓄積された信頼と技術力が高い給与水準を生み出している点が共通しています。
