「海に眠るダイヤモンド」第6話レビュー:3組のカップルが紡ぐ運命と屋上緑化プロジェクト
エンターテイメント
6話イメージイラスト/オカヤイヅミ
鉄平(神木隆之介)と朝子(杉咲花)、賢将(清水尋也)と百合子(土屋太鳳)、進平(斎藤工)とリナ(池田エライザ)。3組のカップルが幸せを掴むけれど……。日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS 毎週日曜よる9時~)6話を、ドラマを愛するライター・釣木文恵が徹底解説。
園芸部の活動が現代へ繋がる軌跡
5話でいづみ=朝子という衝撃的事実が明らかになった後、6話では彼女の行動が現代のいづみへどのように影響を与えたかが描かれる。食堂で働きながらも園芸部に所属していた朝子は、端島の緑化計画を立ち上げる。鉄平との協力や百合子の助言を得て、両親への反発も糧にしながらプロジェクトを推進。現代会議シーンでの植栽議論からも、この経験がいづみの礎となったことが窺える。
三組それぞれの決定的瞬間
百合子と賢将は信仰や過去を受け入れ合う覚悟を示し、リナと進平は新たな命を授かる中で複雑な思いを抱く。そして鉄平は突端での情感こもった告白シーンで視聴者の心をつかむ。神木隆之介と言い淀む演技、杉咲花の自然な反応が生んだ名シーンは必見だ。
謎多き未来への伏線
現代パートでは玲央(神木二役)がいづみを「朝子ちゃん」と呼ぶ微笑ましいやり取りがある一方、「鉄平の最期を知らない」という衝撃発言や閉山写真からの不在など未解明要素が多い。1964年東京五輪前夜のにぎわいの中に潜む閉山予感にも注目したい。
●番組情報 日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』 毎週日曜21時~TBS系 U-NEXTで全話配信中(有料)
