米株式市場、11月CPI発表が相場の鍵 インフレ懸念で高値波乱も
ファイナンス
9日からの週の米株式市場は、11日に発表される11月消費者物価指数(CPI)が相場の鍵を握りそうだ。写真はウォールストリートの標識。昨年4月撮影(2022年 ロイター/Carlo Allegri)
[6日 ロイター] - 9日からの週の米株式市場は、11日に発表される11月消費者物価指数(CPI)が相場の鍵を握りそうだ。CPIが予想を上回り、米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げ期待に水が差されれば、高値波乱の展開になりかねない。 足元までの株高を支えているのは、米経済が好調を保ち続けている局面でFRBが追加利下げに動くという観測。歴史的に見てそうした展開は力強い株価上昇をもたらしてくれる。6日発表の11月雇用統計も非農業部門雇用者数が予想より大幅な伸びだったものわずかながら労働市場環境変化と判断されなかった。 このため雇用統計発表後の金利先物市場では、17─18日のFOMCで25bp追加利下げ確率90%弱に達した。 しかし11月CPIでインフレ強さ示されば楽観シナリオ脅かされ株高流れ揺らぐ恐れ出てくる。 ロイター調査による11月CPI前年比予想+2.7%。 ジョン・ハンコックIM共同CIOマシュー・ミスキン氏「強い数字なら株式市場消化困難になる」と指摘。 同氏はFOMCで「タカ派的な利下げ」実行可能性も示唆した。 トランプ次期大統領関税政策によるインフレ再燃懸念も注目度高まる。 TDセキュリティーズモリー・マクゴウン氏「FRB来年初め利下げ停止」と予測。 S&P500種PER22.6倍(3年ぶり高水準)など割高感強まる中でも年末堅調見込み投資家存在。 ネーションワイド・マークハケット氏「弱気材料緩和され年末まで反転困難」との認識示した。
