まだ若いのに「顔のたるみ」が気になる… 加齢以外の“意外な原因”と対処法
健康的
「年齢とともに顔が下がってきた」と感じる人は多いですが、実は若いうちからたるみが気になるケースもあります。スキンケアだけではなかなか改善されず、悩んでいる人も少なくありません。では、顔のたるみはなぜ起こるのでしょうか。また、日常生活でどのように予防・改善できるのでしょうか。「上石神井手の外科・形成外科」の青木伸峰先生に解説していただきました。
顔のたるみは、皮膚や筋肉、脂肪、骨の構造変化によって引き起こされます。加齢によってコラーゲンやエラスチンが減少し、皮膚の弾力が低下することで重力に逆らえなくなり、徐々に下がっていきます。また、筋肉の衰えや脂肪の下垂も影響します。
若くてもたるみが目立つ場合、意外な原因として日常の姿勢があります。スマートフォンやパソコンを長時間使ううつむき姿勢は、顔の皮膚や筋肉に負担をかけ、たるみを早める可能性があります。また、表情筋をあまり使わない生活も要注意です。無表情で過ごす時間が長いと筋肉が衰え、皮膚を支えられなくなるため、たるみに直結します。さらに、急激な体重減少や紫外線、乾燥もたるみの大きな原因です。紫外線はコラーゲンやエラスチンを破壊し、乾燥は肌のバリア機能を弱めます。
日常でできる予防・改善法としては、表情筋を意識的に動かすフェイスエクササイズや笑顔を作る習慣、正しい姿勢の維持、保湿を重視したスキンケア、そして紫外線対策が基本です。こうした習慣は、たるみの進行を抑えるだけでなく、改善にもつながります。
それでも気になる場合は、美容皮膚科での相談も選択肢です。青木先生によると、非侵襲的な方法としては高周波・超音波・レーザーなどのエネルギー系機器を用いた治療があり、手術に抵抗がある人にも人気です。また、ヒアルロン酸やボトックス注入、必要に応じて皮膚を切開する手術もあります。それぞれ効果や費用、メリット・デメリットが異なるため、まずはカウンセリングで自分に合った方法を見極めることが重要です。
治療を一度行っても、たるみは加齢とともに再び進行する可能性があります。しかし、早期に適切な対策を行うことで改善や進行抑制が可能です。慢性的な皮膚炎やアトピー性皮膚炎などがある場合も、適切な治療を継続することで将来的なたるみ予防になります。
青木先生は「顔のたるみは命に関わる症状ではありませんが、改善することで表情や気持ちに前向きな変化をもたらします。自分に合った治療法を見つけ、無理なく通える環境で相談することが大切です」と話します。
まとめると、顔のたるみは加齢だけでなく、日常生活の姿勢や表情の癖、紫外線や乾燥なども大きく影響します。気になるサインを見つけたら、まずは専門医に相談することが予防や早期改善への第一歩です。日常生活の工夫と必要に応じた医療的サポートで、若々しい印象を保つことができます。
