腰痛の新しい選択肢「セルゲル法」とは? メリット・注意点を徹底解説
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腰痛に悩む方にとって、新しい治療法の情報は非常に気になるものです。最近注目されている「セルゲル法」は、日本ではまだ耳慣れない治療ですが、海外ではすでに多くの国で導入されている先進的な方法です。ILC国際腰痛クリニック東京の簑輪忠明先生に、セルゲル法の特徴やメリット・注意点について伺いました。
セルゲル法は、「椎間板修復インプラントゲル治療」とも呼ばれ、腰痛の原因となる椎間板の老化や損傷を特殊なゲルで修復する治療法です。従来の手術のように皮膚を切開する必要がなく、細い針でゲルを注入するため、身体への負担が少ない点が特徴です。椎間板が原因の腰痛、たとえば椎間板変性症や椎間板ヘルニア、すべり症などに効果が期待できます。ただし、椎間板が完全に潰れてしまっている場合は治療が困難なこともあります。
治療は基本的に一度の施術で完了します。注入されたゲルは損傷した椎間板部分に入り込み、自然な再生能力とあわせて椎間板を修復します。ゲルは体内で長期間機能するため、定期的な通院は必要なく、再発のリスクも少ないとされています。
セルゲル法のメリットは、身体への負担が少なく、入院の必要もなく、治療効果が長期間持続することです。従来の手術療法では数日~数週間の入院が必要で、薬物療法では薬の効いている間しか症状が改善しない場合があります。その点、セルゲル法は両方のメリットを兼ね備えた治療と言えるでしょう。
一方、注意点もあります。日本では自費診療となるため費用は高額で、椎間板1カ所で約120万円、追加箇所ごとに10万円が加算されます。また、治療後1~2週間は一時的に症状が悪化する可能性があり、完全に潰れた椎間板では治療が困難です。まれに局所麻酔薬によるアレルギー反応が出るケースもあります。治療中は細い針を使用するため痛みは少なく、日帰りで施術可能で、翌日から通常の生活に戻れる場合が多いです。
簑輪先生によれば、セルゲル法は海外ではすでに多くの国で安全性と効果が確認されており、従来の治療で改善が見られなかった方にも新たな選択肢となり得ます。初めて受ける方でも、無料の画像診断や既存の検査画像を活用して相談することが可能です。腰痛に悩んでいる方は、まずは専門医に相談し、自分に合った治療法を検討することをおすすめします。
セルゲル法は、身体への負担が少なく再発リスクも低い治療で、長年腰痛に悩んできた方にとって有望な選択肢です。従来の治療で結果が出なかった場合でも、まずは専門医による診断から検討してみると、日常生活の改善につながる可能性があります。
