皮膚のたるみやしわの補正をする「フィラー注入」ならメスを使わないってホント?
健康的
年齢を重ねるにつれて気になり始める、顔のしわやたるみ。鏡を見るたびに「もう少しハリがあれば…」と感じる人も多いのではないでしょうか。近年、美容医療の進歩によって、こうした悩みに対応するさまざまな方法が登場しています。その中でも比較的手軽な方法として注目されているのが「フィラー注入」です。切開を伴わない施術として関心を集めていますが、どのような仕組みで効果が得られるのでしょうか。ここでは、フィラー注入の基本や期待できる効果、施術前に知っておきたいポイントについて詳しく紹介します。
顔のしわやたるみを改善する美容医療の選択肢
美容医療では、しわやたるみの改善を目的とした施術方法が数多く存在します。例えば、表情筋の動きを調整する注射、皮膚の奥に熱エネルギーを与えてコラーゲン生成を促すレーザー施術、皮膚の下に糸を通してリフトアップを目指す方法、超音波や高周波を利用して肌の引き締めを図る施術などが代表的です。
それぞれの方法には特徴があり、改善したい部位や理想の仕上がり、費用などによって適した施術が異なります。大きく印象を変えたい場合には外科的な方法が選択されることもありますが、自然な変化を望む人には比較的負担の少ない方法が選ばれることも多くあります。
こうした多くの選択肢の中で、最近特に注目されているのがフィラー注入です。
フィラー注入とはどのような施術?
フィラーとは英語で「満たすもの」や「詰めるもの」を意味する言葉です。美容医療の分野では、主にヒアルロン酸などの充填剤を皮膚の下に注入し、ボリュームを補うことでしわやくぼみを目立ちにくくする施術を指します。
年齢とともに皮膚の内部では水分やコラーゲンが減少し、ハリや弾力が失われていきます。その結果、ほうれい線や目元のくぼみ、フェイスラインの変化などが現れることがあります。フィラー注入では、ボリュームが不足している部分に適切な量の充填剤を入れることで、内側から肌を持ち上げるように整え、自然な立体感を作り出します。
この方法は、しわやたるみの改善だけでなく、輪郭のバランスを整えたり、頬や唇にボリュームを加えたりする目的でも利用されます。施術後すぐに変化を感じやすい点も、多くの人に支持されている理由の一つです。
効果の持続期間について
使用するフィラーの種類や個人の体質によって差はありますが、ヒアルロン酸を用いた場合、一般的には半年から1年半ほど効果が続くとされています。時間の経過とともに体内でゆっくり吸収されるため、状態を維持したい場合には定期的な施術が必要になることがあります。
また、施術の仕上がりは注入する部位や量、医師の技術によっても変わるため、事前のカウンセリングで希望や不安をしっかり伝えることが大切です。
施術を受ける前に知っておきたいポイント
フィラー注入は基本的に健康な成人であれば受けられることが多い施術ですが、すべての人に適しているわけではありません。妊娠中や授乳中の方、特定の成分にアレルギーがある方などは、施術を控えるよう勧められる場合もあります。また、未成年の場合は保護者の同意が求められることがあります。
