[JpnⅠ全日本2歳優駿]ハッピーマンの挑戦と課題
スポーツ
兵庫ジュニアグランプリ覇者ハッピーマン(兵庫県競馬組合提供)
[JpnⅠ全日本2歳優駿=2024年12月11日(水曜)2歳、川崎競馬場・ダート1600メートル] ハッピーマン(牡・栗東=寺島良厩舎) 父ダノンレジェンド 母ベルミュール 母の父キングカメハメハ 出走馬中ただ一頭、JpnⅡタイトルを有する実績馬。デビュー戦の京都ダート1200メートルはスタートで後手に回って試練にも見えたが、道中砂をかぶる形から4コーナーで外へ持ち出すと鋭い末脚で差し切った。3馬身半差をつけた2着馬アメリカンビキニが続く未勝利戦を鮮やかなパフォーマンスで圧勝。ハッピーマンの評価が爆上がりするきっかけにもなった。ところが、次戦のヤマボウシ賞(中京ダート1400メートル)ではそのアメリカンビキニに逃げ切られてリベンジを許す形に。ややテンションが高く、大外枠で我慢が利きにくいポジションという明確な敗因があったとはいえ、案外な敗戦となったのは否めない。 それだけに、コーナー4つの舞台が替わったJpnⅡ兵庫ジュニアグランプリ(園田ダート1400メートル)は、結果を求められる一戦でもあった。ゆっくりめのスターメから中団に構えつつ、道中は内ラチ沿いを進出。勝負どころで進路取りに苦労するシーンもあったが、直線は鞍上のゴーサインに素早い反応を見せて快勝し、今後の選択肢が一気に広がる走りとなった。2015年サウンドスカイ以来9年ぶりとなる兵庫ジュニアグランプリからの連勝へ―マイルへの対応こそ課題だがコーナー4つのコースクリア経験は心強い材料だ。
