地域から愛された名店が相次ぎ廃業 小売・製造業中心に老舗倒産急増
ファイナンス
老舗企業の倒産が急増(写真=イメージ)
長い歴史を刻んできた「ニッポンの老舗」が、苦境に立たされている。創業・設立から100年以上の歴史を持つ老舗企業の倒産は、2024年に145件発生した。前年の96件から約1.5倍に急増し、リーマン・ショックが起きた2008年を大幅に上回る過去最高水準に達した。 日本の老舗企業は世界の約半数、業歴200年以上では3分の2を占めるとの調査もあり、世界に誇る日本の魅力の一つである。老舗が数々の災禍や市況変動を乗り越えてきた姿や経験は、国内外問わず事業継続の成功事例として注目されてきた。一方で小規模事業者が多いなか昨今の環境変化は目まぐるしく、今後も老舗倒産は相次ぎそうだ。
