「年金」だけで老後生活は可能?厚生年金の平均受給額と必要な貯蓄額
ファイナンス
1.夫婦2人の年金受給額の目安
日本年金機構によると、令和7年度(2026年)のモデル夫婦世帯の標準的な年金(月額)は約 23万2784円。 これは「老齢厚生年金」と「2人分の老齢基礎年金(満額)」の合計。
厚生年金受給者の平均は、基礎年金込みで月額 約14万7360円。
国民年金(基礎年金)満額は月額 約6万9308円。
2.老後の生活費の実態(65歳以上夫婦無職世帯)
総務省の統計によると、65歳以上の夫婦のみ無職世帯の 平均消費支出は月額約 25万6521円。 **可処分所得(手取り収入)**は月額約 22万2462円。
つまり、年金収入だけで見ると、月に約 3万4058円の赤字が出る計算になる。
3.「年金だけ」では不足分を補う必要がある
年金収入だけで生活費をまかなうのは厳しいケースが多い。
生活費の不足分をカバーするためには、別途の貯蓄や収入が必要となる。
4.必要な貯蓄額の目安や対策は?
不足額が毎月約3万4千円とすると、仮に20年間で生活すると約 820万円の貯蓄が必要になる計算。
実際には医療費や介護費用も増える可能性があるため、もう少し多めに用意しておくのが望ましい。
まとめ
「年金だけ」で老後の生活費を完全に賄うのは難しい。
老後資金として年金以外にまとまった貯蓄や収入源を持つことが重要。
若いうちから計画的に資産形成を進めることが求められている。
